講座開発物語No.2「就活セレクション」
おはようございます。小島です。
先ほど、内定者インタビュー④の編集が終わりました。
みんなの努力で素晴らしいアングルで撮れていたものの、ビデオファイルの番号が後半バラバラで、すごく時間がかかってしまいました。
みんなにいつも「期限を守ろう」と言っている分、そして、みんなが忙しい中、時間を作って収録してくれた分、それをその日に上げるのは僕の仕事。
だから、しっかり作りました。
収録スタッフの皆さんのイメージ通りになっているでしょうか?
さて、mp6の連載「日常から就活へ」は本当に素晴らしい記事が続いていますね。
堤君、山岡君の記事を読んで、改めて、「考えが共有できる学生たちと一緒にmpの創業物語を実地で作ることができて、嬉しい」と感じます。
堤君の宮本武蔵の話といい、山岡君の「らく」と「たのしい」の話といい、僕は心から共感します。
というより、この年齢でしっかりと自分の言葉で仕事を語っていて、本当に素晴らしいです。
福田恒存さんに心から共感できるだけあって、本当にすごいです。僕が同じ年齢の頃は、もっと過激でした。二人のように落ち着いてはいませんでした…。
mpの就活対策は決して要領がいいものとは思いませんし、器用でもありませんが、僕は見えないところに手を抜きたくない真面目な学生が社会でいかに伸びるか、そして人生をどれだけ楽しめるかを知っています。
そんな真面目な学生の皆さんが、未来を信じ、自分を信じ、力強く運命を切り開いていく姿そのものが、僕の生き甲斐です。
これからも「日常から就活へ」の連載が本当に楽しみです。
さて、今日の「講座開発物語」は、『就活セレクション』です。
これはもともと、2004年冬の就活コースで使ったもので、職業観そのものを問題にした初めての講座でした。
いわば僕の「日常から就活へ」です。
僕はこの頃、経営者ばかり会っていた毎日から、年下の学生ばかりに会う日々にシフトし、学生の仕事、会社、お金へのイメージがとても暗く、それ以上に、群集心理にあまりに影響されている事実に、とても驚いた記憶があります。
僕は大学を出たわけでもなく、学校教育もお粗末にしか終えていないので、学生が持つ背景や知識はよく分からなかったのですが、それにしても暗い。
それまで明るくダイナミックな社長ばかりに会ってきたという経験を差し引いても、あるいは、就職活動だから不安な学生の比率が多いという事実を差し引いても、学生は本当に暗い人が多いと感じました。
しかも、さらに問題だったのは、一時的なモチベーションアップでは明るくなれるものの、自分で考え、自分で課題を位置付けて、自力で明るくなれる学生が非常に少なかったことです。
これは由々しき事態だと思いました。
というのも、人生の試練に直面するたび、こうしていつも場当たり的な動機付けを求めるばかりでは、一生いくら長く生きても、本質的で主体的な人生態度を築くことは不可能だろうと思ったからです。
「就活セレクション」は、そんな思いから、対策以前に居場所の瑣末な事柄を通じて自分を動機付けられるよう、いくつかの図表を用いて、明るくなるとはどういうことか、挑戦するとはどういうことかを、バカバカしいくらいの基本から具体的に説明した講座です。
今では講座形式ではやっておらず、通販のみで提供していますが、受からない学生ほど頭の中が「自分の内定」ばかりなので、どうにかして目を覚ましてもらおうと書き上げたのを覚えています。
『魚を与えず、釣り方を教えよ』
これはmpの全ての講座に流れる基本理念です。
試練に直面した学生の目を課題から逸らさせ、不要な癒しや甘えを提供するのは虐待です。
ましてや、「こう言ったらいいよ」、「こう書いたらいいよ」と『魚』そのものを与えるのは、学生を馬鹿にするも同然。
人は誰でも、自力で努力して掴んだ成果しか大事にしません。
僕の仕事は、本気で迷い、本気で悩み、本気で手がかりを掴み、本気で夢をもぎ取るお手伝いをすることで、そのために役立つ「釣り方」のヒントを教えるだけのことです。
mpの本当の商品は「学生のすごさを実感してもらうこと」で、講座は全てその手段に過ぎません。
僕は学生の皆さんに、みんなが本気になったらどれだけすごいか、ただそれを実感してもらい、その可能性を掴む具体的な努力を始めてほしいだけのことです。
そのために役立つことは全て提供しようと決意してやってきたし、それはこれからも変わりません。
ですから、僕自身も新たな講座の制作はもちろん、同じ講座でも永遠に向上を続ける努力を惜しみません。
僕もまた、「毎日前に立ち続け、話し続ける気迫と姿」しか提供できません。
継続以外、何の取り柄もない僕は、そんな姿以外に学生に残せるものはないと思っています。
ですから、mpに集まる皆さんは、僕と大月さんの行動をよく観察し、言動にずれがある場合は、遠慮なく言ってもらって構いません。
言っているのにやれていないこと、やっていないのに言っていることがあれば、僕も大月さんも皆さんの前に立つ資格はありません。
講義は真剣勝負の場です。
お互いの腹の中で深いものがぶつかり合い、化学反応を起こす場です。
いつか直面しなければならなかった現実、いつか描かなければならなかった未来と出会う場です。
学生の皆さんが一人静かに抱き続けてきた自画像を呼び覚まし、「私が考えたかったことだ!」という内なる共感を喚起する場です。
『就活セレクション』は、そんな僕が経営者や創業という課題と行ってきた真剣勝負を就活に当てはめたものです。
僕ははっきり言って、学生さんが言ってくる「不安」のうち、半分は、本当は本人で既に解答が分かっているのだろうと感じます。
問題は、問題があることじゃなく、自信がないことである場合が大半です。
言っていることを本当に心からそう思っていないだけ、という場合が大半です。
つまり、「やる気がない」。
「自分の人生なのに、自分のものだとは思っていない」。
それが根本の問題ではないでしょうか。
「言い訳を排除したい」と願う学生のために作った講座だけに、就活セレクションの内容はやや厳し目ではありますが、たとえ嫌われようが、学生の皆さんが本気で静かに将来を思えば、きっと共感してくれる講座になるだろうと行い、予想以上の反響を得たのが懐かしいです。
僕は学生に迎合したくありませんし、学生に迎合されたくもありません。
ただ、未来に責任を負う一人の大人として向き合いたいだけです。
振り返ってみれば、就活セレクションは、『就活コース』という形で講座を開始した時の最初の講座です。
ですから、僕の学生に対する初心が詰まった講座でもあります。
昔作った講座だけに、抽象的な昔話になってしまいましたが、職業教育を一生の使命にしようと決意した時に作っただけに、僕にとっては「トップ内定セミナー」と並び、学生へのエントリーシートのような講座です。
皆さんも来年の後輩の応援のため、いつか触れてみてもらえると嬉しいです。
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