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第7期韓国語塾を終えて(小島)

おはようございます。小島です。

先日、第7期mp韓国語塾が終了し、受講された皆さんの韓国語によるスピーチ大会を聞かせていただいて、非常な感銘を受けました。

一単語一単語、自力で書き上げ、みんなの前でしっかりと読み上げていく姿を見て、他の講座のスピーチ大会ほどの流暢さはもちろん望めないものの、僕は皆さんの姿が他のどの時よりも尊く見えました。

以下、一人一人のスピーチ、並びに授業の姿を回想しての感想を綴っておきます。素晴らしい感動をありがとうございます。

今期の韓国語塾はビジネスエリート講座と並び、今年の最高の思い出の一つになりました。

皆さんにとっては、いかがだったでしょうか。

■上村君

最初の2、3行は全く原稿を見ずにスピーチをしていて、その内容の正確さ、発音の良さに驚きました。
上村君自身、受講し始めた時に僕が行った「2、3ヶ月すれば韓国語で志望動機が書けて話せるようになる」という言葉に一番驚き、それを望んでいたので、まるで就活コースの内定者プレゼンを韓国で聞いているようでした。
学習を通して見えた上村君の長所は、明るい競争心を忘れないところです(池田君に対しては別かもしれませんが…)。
「できなくて悔しい!」
「できて嬉しい!」
勉強でもスポーツでも仕事でも、飽きないためにはこうした素朴な実感を信じる心がけが何より大切で、上村君は最初から最後まで表情、言葉、態度で生き生きとした反応を示してくれ、その雰囲気が仲間をどれだけ盛り上げてくれたでしょうか。
そうした全体への質的貢献のみならず、語学の理解力も日増しに向上し、韓作文では難解な問題に黙々と挑戦し続けて、その完成度の高さに「さすが、踏ん張り方が違う」と感動しました。
語学でもそうですが、金融商品でも、細かい部分、お客様が聞かない部分は案外粗末に済ませて自分でもよく分かっていない社会人はたくさんいます。
しかし、上村君は「自分がゾクゾクするくらい納得できなければ、諦めない」という資質で、会社でも頭一つ抜きん出たリーダーになっていくことでしょう。

■池田君

文字を見ること少年の如し、という姿が毎回とても印象的でした。ハングルは学んだ通り、陰と陽の思想が基盤で、人の口、舌、喉の形を模した文字ですが、そうした基本的な事柄に、歴史や古典の学びのように感動していて、感性の瑞々しさに感心しました。
その素直さから、前半は時折、実際には存在しない不思議な文字を書いている時もありましたが、そうしたミスから、池田君が一つの感動を記憶にとどめ、新しい知識をどんどん使ってみたいと思った意欲が伝わってきました。
また、池田君の長所は、就活コースや読書合宿、ビジネスエリート講座の司会や準備と同じく、「分からない」を放置せず、自分の理解に責任を持ちたいといつも規律を持っていることです。
勉強も仕事も「ま、いいか」、「これでも困らんやろ」と考えると、そこで成長は止まるどころか、頭脳も退化していくものですが、池田君は「分かりません」と正直に言い、かつ、どこまでは理解できていたけど、どこから、どう分からなくなったか、そして何を学びたいかを正直に伝えてくれ、大したものだと感じます。
スピーチ大会の作文でも、添削でテキストにない新たな表現を教えた時、その意味や成り立ちを質問してくれ、しっかりとメモを取る姿がとても池田君らしかったです。

■山岡君

理解の速さ、知識の関連付けの速さは今期随一の山岡君は、どれだけみんなを刺激し、励ましてくれたことでしょう。
板書で陰陽の仕組みや子音の構造を説明している時、ホワイトボードを見ている山岡君の目はギラリとしていて、「なるほど!」という感動が何度も伝わってきました。
授業の最後に恒例のK-POPの翻訳を行った時、山岡君のいるグループはいつも他のグループより二倍進度が速く、SPIのように友達に「ここに連体修飾があるよ」、「これ、過去形やん、ほら」と教えている姿が本当に楽しそうでした。
韓作文の文章構造や語彙の選び方も山岡君ならではの良い頑固さがあちこちで垣間見えて、まるで数式を完成させるかのような集中力で仕上げたのがよく分かりました。
山岡君の作文の特徴は、なんと言っても消しゴムで消した跡が誰より多いことです。
その消し跡に残った文字の筆跡を見ては、まるで動画のレンダリングのように、全体から部分、部分から全体の微調整を繰り返し、一つ一つ、自分の納得のいく表現を作り上げたのだろうと、喫茶店での寡黙な努力の姿が浮き上がるようでした。
動画でもSPIでも、就活でも打ち合わせでも、山岡君は何をしてもやっぱり山岡君だと安心でき、信頼できた作文の添削はいつも本当に楽しかったです。

■山下君

就活コースの発表の時も、いつも小さな手帳を持って自らの気付きや学びをこまめに記していた山下君ですが、韓国語塾でもその繊細さ、丁寧さが際立っていました。
スピーチ原稿を見て驚いたのは、単に文章を仕上げるだけでなく、会話形、丁寧形に加え、関連表現もズラリと書き出していて、学びの成果を最大限に発揮しようという意気込みです。
講義中にテキストにはない上級知識を口にしたりした時、山下君は休み時間になると「さっきの表現、もう一回教えて下さい」と質問してくれ、テキストや授業だけでなく、韓国語そのものを身に付けてやろうという意欲が本当にすごかったです。
後半の構文編からは一文の発音をみんなに当てていきましたが、山下君は発音がきれいで(特にリエゾン)、単語だけでなく文節でしっかりと認識し、復習の成果が表れていました。テキストの空きスペースに書き込まれたメモの文字の小ささ、きれいさはいつも際立っていて、ただ板書を写すだけではなく、自分が分かるように、忘れないように漏らさず書き取っていて、こうした学びがいつもの山下君の緻密な記憶や知識の支えになっているのだろうと感じずにいられませんでした。
学びにおける違和感や不自然さを決して放置せず、納得できる形で落とし込もうとする姿勢は、働き始めてからも貴重な財産になります。韓国語塾で見せた積極性、緻密さで、今後もどれだけ成長してくのかとワクワクできた姿でした。

■今川君

前半の学びの正確さもさることながら、後半は誰もがその理解の速さ、深さ、正確さに脱帽していた今川君。寡黙で控えめに見えながらも、実は「せっかく学ぶんだったら、学べるものは全て学びとって、将来につなげてみせる!」という野心がさわやかで、静かな闘志に秘められた向上心がいつも印象的でした。
後半の構文編の翻訳は、そんな今川君にとってはやや物足りなかったかもしれませんね。補習にも毎回積極的に参加していて、作文も完成するまでは決して帰らず、時には一日8時間、韓国語を学んだ日もありました。
今川君の作文からいつも感じるのは、一人の時間の学びの質が抜きん出ていることです。今川君にとっては、授業は目的ではなく手段に過ぎず、教えたことを基盤にして自分でどんどん学んでいる様子が作文からリアルに伝わってきました。
一度、今川君にしては珍しく、動詞と形容詞の連体修飾の時制を全て取り違えて、ストレートに間違っていた時があったのですが、どちらかというと活用形が複雑な形容詞も、その構造を正確に見抜いて、「動詞」として正しい形で間違っており、文字や語彙に対する理解と観察の深さに驚きました。
また、そうした勘違いに気付いた時の修正の速さ、正確さも今川君のすごさで、後半になると、みんなが作文でスルーして間違えた「ミニ地雷」も、今川君だけは難なくクリアしており、また、それだけでなく授業では特別強調さえしなかった表現さえ盛り込んでおり、「まさか、あれだけしか紹介しなかった事柄を使いこなしているとは」と驚きました。
スピーチでは「ビジネスの将軍様になる」という野望を表明してくれた今川君ですが、既に韓国語塾で将軍様になってしまい、これから先も独学を続けていけば、韓国語を将来の仕事の手段にできるまでに成長するのは間違いありませんよ。

■二瓶君

休憩時間の質問回数が多く、休憩に入っても、自分がメモを終えていない時は、書き終えるまで席を立たない二瓶君の姿には、いつも律儀さと責任感を感じ取れました。
二瓶君は4年生ながら、夏休みは様々な勉強で人一倍忙しかったにも関わらず、事前に欠席を伝えて補習を申し込んだり、作文の課題は別紙で提出してくれたりと、限られた時間をきちんと活かし、モノにしようという配慮がにじみ出ていました。
そんな姿に、将来の海軍軍人として、また、幹部として活躍する二瓶君の自分への厳しさと信頼を感じずにはいられませんでした。
二瓶君の学びで気付いたのは、メモが律儀なことです。動詞、形容詞などの活用を丁寧形、会話形など、最大もらさず自分で図表ように書き込んだり、連体修飾の活用を全ての形の形容詞に当てはめてきちんと書きとめていたのが印象的で、英語の勉強や公務員試験でも同じようにコツコツと頑張ってきたんだろうなと想像してしまいました。
発音は、決して速くはないものの一文節一文節が正確で、作文で、前半ちょっと悩んだ「過去形の作り方」で得た知識が、見事に発音にも生かされていました。
ただ分かるだけではなく、「自分は何を知ったのか」を分かれば、人に知識を伝達することができます。未来の幹部として必要な資質が二瓶君の中にしっかりと確立されているのが垣間見えて、地道な歩みを頼もしく感じた三ヶ月でした。

■田中さん

最初から最後まで、なんとノートの作り方が丁寧できれいなんだろうかと、毎回感心しきりでした。時折「ライバル」を自称してきた上村君を横目であしらいながら(?)、辞書や単語帳を片手に休み時間もコツコツ調べ、K-POPも家で聞きまくって、中盤からは語彙力が抜きん出ていましたね。
グループワークでも、ある単語や表現が出てくると、田中さんは真っ先に「あ、確か○○の歌にあった」とか「先々週にやった」と言っていて、復習と予習が相互作用を起こし、歌からテキストを、テキストから歌を連想しながら、主体的に学んでいるのだと感じました。
補習の作文の課題を心待ちにし、新しく学んだ表現をどんどん使ってみたいと望む田中さんの姿勢から、今期の補習はどれだけレベルが上がったことでしょう。みんなが帰れずに必死でやることになったのも、田中さんの理解が深かったからです(笑)。
今期の補習での韓作文は、内容も分量も今までとは比べ物にならず、ほぼ新聞の論説や経済誌の記事と変わらない内容の課題を出したにも関わらず、田中さんは一単語一単語を丁寧に理解し、応用しているのがさすがでした。
学びの随所に余裕と大らかさがあって、「語学を教えられるようになりたいから、教え方も学びたい」という動機で来た田中さんの観察の深さを感じます。
僕は教え方や説明の仕方には昔からとても興味があり、日本の学校教育の教え方はとても能率が低いと感じているので、今度、語学の新しい教育方法をぜひ一緒に考えましょう。

■村上さん

テキストに貼り付けた紙の枚数が群を抜いていた村上さんの作文は、そうしたメモが全て生かされてミスがほとんどなく、美しい完成度でした。
時には付箋が増えすぎて、どこに何を書いていたかが分からなくなるほどの時もありましたが、毎回、学んだことをさらに自分が納得できる形で呑み込み、モノにしていたところに、日頃はふんわりとした印象の村上さんの粘り強さを感じました。
スピーチの原稿は、同じ学科の白石さんと村上さんのものが一番、というかダントツに長く、授業でも歌でも全く登場しなかった単語を調べまくって、どんどん登場させていましたね。
「調べ物が好き」という習慣は語学に限らず、何についても役立つことです。辞書も早くから自分で買って、K-POPも単に語学を学習するだけでなく、背景を考えるかのように真剣に聞き入っていて、理解や記憶を補う村上さんの想像力の豊かさをいつも感じます。
村上さんといえば、僕は個人的に会計塾のスピーチ大会が印象的だったのですが、学びをすぐに応用し、また、日常から得た事柄から学びを裏付けている地道な歩みが成長を予感させてくれます。
語学も会計も、前提となる基盤や世界観を最初に踏まえれば、その先の理解や記憶は驚くほど違ったものになり、その点で双方はとても似ています。
村上さんは「なぜ?」を大事に守り続け、いつも問う姿勢で、今後もどんどん自分だけのワクワク体験を発見していくことでしょう。

■白石さん

途中、体調を崩して参加できない時期が2週間ほどあり、スピーチ大会は大丈夫かなと思っていたのですが、原稿を見て、誰よりも長く新しい単語が多いことにびっくりしました。
学校の試験でもないのに、レポート用紙2枚半にびっしり書き込んでいて、しかもその記述が正確なことに、語学への愛情と学びへの意欲を感じ、「さすがだなぁ」と感心しました。
前半でも、陰と陽の仕組みを説明した時、白石さんは「へぇ~」という表情で不思議さ、楽しさを満面の笑みで表現していて、ただ理解するだけでなく、韓国語の成り立ちやその背景にまで興味を及ぼし、語学を通じて文化や思想を学んでいるのかな、と思える時が多々ありました。
同じ学科の田中さん、村上さんと白石さんの三人の特徴は、とにかくノートがきれいで、スペースの取り方が大らかなことです。また、三人とも作文で新たな文法表現をふんだんに取り入れ、辞書や参考書に親しんでいる語学系の学科の学生の底力を感じました。
三人の姿はグループワークの中でも心強く、友達にも支えとなったことでしょう。
体調を崩して受講できなかった回があと3つあると思うので、希望を言っていただければ、ちゃんと補習をしますから、また連絡して下さい。韓国語塾の歴史に残る大作と、それを丁寧に読み上げる姿を残してくださり、ありがとうございます。

■白木さん

いつも人とは違った独自のこだわりや、不思議さへの問いを忘れず、一風変わった質問が誰よりも多かった白木さんは、漢字変換の予測と単語の記憶の正確さが際立っていました。
中盤からは授業のレベルを超えた質問が相次ぎ、特に、「~したことがある」の「こと」に相当する「チョク」を正確に理解できたのが本当にすごかったです。授業や補習で説明したことにほとんど間違いはなく、妥協しない白木さんの粘り強さを感じました。
白木さんといえば、韓国語を学びながらも、実はそれを通して日本語を見つめなおし、その先には、同じ事柄を見る視点にも各国の文化や思想が反映されていることに興味を抱き、学ぶほど問いが深まっていったのが印象的です。
会計塾やビジネスエリート講座でも、印象に残った知識や事実については、その所感や疑問を率直に表明してくれた白木さんの探究心は韓国語にもしっかりと発揮されていて、こうした習慣や性格が、知識や理解の基盤を成しているんだろうなぁと感心しきりでした。
また、ノートのメモの豊富さ、正確さも際立っていて、特にマニアックな豆知識の記述が多く、韓国らしさを感じさせる知識を特に楽しんでいる点では、田中さんと同じくとても積極的でした。
白木さんが後ろの方に座っている記憶がないほど、いつも最前列で学んでいて、あの狭い部屋では逆に最前列の皆さんの顔は見えにくかったのですが、休み時間に白木さんのテキストを見ると、びっしりと書き込みがしてあって、「おれはそんなに板書したのか」と驚くほどでした。
独自の着眼点とこだわりは、通信の仕事でも、特に商品開発や営業で生かされることでしょう。

■深川さん

深川さんのテキストやノートは、特徴のある丸みを帯びた字で隙間がないほど書き込まれており、しかも、いつもオセロのように縦横がしっかり揃っていました。
作文でも構文でも、深川さんの学びからいつも感じるのは実直さで、仲良しの白木さんが直感で正解を連想するなら、深川さんは努力と記憶の緻密な連結で正解を連想していて、お二人の魅力が韓国語を通じてよく表現されていました。
発音、とりわけパッチムとリエゾンには苦しんだ時期もあったようですが、そこから英語や中国語の学びを思い出し、「苦手ではなく、その練習量が足りなかっただけなんだ」と悟ったのはさすがで、苦手なことが苦手であるままだと逃げず、苦しさの中でも自分を客観的に見つめて前進を図ろうとする姿勢が、銀行から損保へと仕事の魅力を広く深く捉えていった過程を思い出させてくれました。
発音については、シン・スンフンとイ・ソラが特にきれいなので、子音や母音の発音を一文字一文字正確に学びたい時は、この二人の歌詞を書き写し、何度も何度も聴きなおすのが良いと思います。
また、ソウルの早い会話や韓国ニュースの流暢な言葉を聞き取るには、それ以上に速く複雑なDJ-DOCの歌で耳を鍛えるのがよいでしょう。歌詞はやや卑俗で、語彙そのものは使わないものも多いですが、耳を鍛えるには、あんなラップやヒップホップは最適です。
苦手さの克服の中には、いつも「なりたかった自分」がいるものなので、将来「語学は大好きで、発音が特に得意」と言えるよう、新たな気付きを大切にして、感動に形を与えていきましょう。

■佐伯さん

何事も深く考えすぎてしまう佐伯さんの人柄は、FUNの近現代史勉強会や就活での模擬面接、とりわけ企業研究でも記憶に残っていたのですが、韓国語でも深く考えすぎたのか、佐伯さんらしいミスがとても印象的でした。
また、国際文化学科で学んでいるためか、語学はもちろん、それ以上に歌や文化に深い興味を示し、意外にもDJ-DOCが好きという言葉に驚きました。てっきり芸術的なイ・ソラか、現代的なシン・スンフンが気に入ると思っていたんですが…。
数々の外国語を学んできた僕ですが、韓国語は数学かコンピュータ言語のような整合性が楽しい言語で、フランス語やイタリア語などのような印象がなかなか通用しにくい言語です。
韓国語は隣国の言語ではありますが、ドイツ語やロシア語のように、格変化や性の特定の仕方といった構造的な部分をまずしっかりと押さえ、自分でも飽きるほど徹底的に基本を叩き込めば、記憶はそれに従って形成されます。
建築物や建造物でも、その美しさや様式に惚れ込む人は多いですが、僕はいつも「地理」や「戦略」に感心する方で、カトリックの寺院や軍事的要求から出来た国立公園などの「土地の選び方」、「地盤の作り方」に感心します。
どちらかといえば、芸術的感性や歴史的価値以前に、それを作った人の戦略眼や思想を見るほうで、会計でも営業でも、当事者には自覚できないほどの深層を観察する習慣が、語学でも生きたと感じています。
構造物に共感できる佐伯さんの素敵な感性はそのままに、今後は知的な部分も徹底的にこだわる習慣を育てていけば、きっとフランス語も韓国語もばっちり習得できますよ。

■畑井さん

会計塾でも近現代でも、FUNの特集でもショートスピーチでも感じることですが、畑井さんは本当に頭がいいです。
FUNでもmpでも、どちらかといえば毎年、天才肌の学生よりもお人よしで地道な学生が多い中、畑井さんは察しが鋭く、記憶力が強いと感じます。物事の本質を直感してすぐに「なるほど」とにこやかな笑みが漏れる様子は、ただ韓国語を学校で学んできたという経験以上の察しの良さを感じます。
また、それ以上に「分からない」から逃げない姿勢が素晴らしく、ミスが豪快で、釣りの時のように、普通の着眼点とはちょっと違う切り口で自分の学びを楽しんでいるように感じました。
しかし、考えてみればまだ二年生で、これからは今まで以上に成長できる余地と時間があります。韓国語も、これからも独学を続けていけば、就職に活かせるくらいのレベルになるのは確実ですよ。
一度、大学のテキストを見せてもらいましたね。あれではもはや、退屈すぎて予習にも復習にもならないでしょうから、語研から出ている中級・上級の構文集や長文テキストを使ってみるのはどうでしょう。
さらに、三修社の辞書を使えば、韓国の新聞や論説も理解できるようになり、韓国語で専門文献が読めるようにもなりますよ。
個人的には、同郷の今川君と同じく、特技の領域にまで語学力を高めてもらいたいと願うほど才能を感じた畑井さんの理解力でした。

■羽田野さん

「この夏、何かを達成したい」という意気込みを表明してから三ヶ月。最後は、大学で韓国語を学んでいる友達に教えられるようにまでなって、立派な成長が頼もしかったです。
スピーチの原稿を山岡君並みの速さで書き上げ、一番最初に添削と発音練習を申し込んでくれた羽田野さんは、30、40回近くも読みを練習したそうで、発音の速さと正確さは、今川君と並んで「本当に
3ヶ月か?」と思わせるほどの完成度でした。まだ一年生なのに理解力も深いし、かといってそれに甘えず、陰の準備や努力にも真剣で、すごい可能性を感じます。
また、いつもノートの取り方がかわいらしく、ハートや星のマークを付けてメモを整理しており、そうした独自の記号にも思い入れがあるのか、作文にもそうして積み重ねられた復習がよく生かされていて、羽田野さんの生真面目さ、堅実さを感じました。
学科も英文学科ということで、今後も語学と向き合っていく学生生活を過ごすわけですが、韓国語は英語の発音を鍛えるにはとても良い言語です。また、日本語と同系の言語でありながら、微妙な点はどうしてこうも違うのかと思うほどで、翻訳の際の連想力や語彙力がとても鍛えられる言語です。ですから、今後も韓国語を学び続ければ、アルファベットがさらに簡単に読めて、行ごと、段落ごとに目が反応するようにもなるでしょう。
大学の授業は、レベルが低すぎるので、もう受けないほうがいいです。まだ一年生の羽田野さんにおすすめしたいのは、東亜日報か朝鮮日報のサイトを読むことです。論説、コラム、インタビューなどがズラリと出ていて、読みや書きを鍛えるには最適です。
これからの成長が本当に楽しみです。

★第7期韓国語塾を終えて

第7期をともに学んだ皆さん、素敵な3ヶ月を本当にありがとうございました。

韓国語塾自体は久しぶりの開講だったのですが、皆さんの積極的な姿勢と予習・復習により、今期は今までは考えられなかったほど多種多様な取り組みが出来、改めて学生のすごさを感じた3ヶ月でした。

他のどの講座からも、ちょっとした言葉遣いや反応で皆さんの性格がよく伝わってくるのですが、韓国語でも皆さんの魅力は変わらず、就活、会計、営業、スピーチ、歴史、職業思想など、これまでの多くの学びから感じた皆さんの長所は、韓国語でも変わらず発揮されていました。

今回は西南、九大、女子大で韓国語を既に学んだ経験がある方もおられましたが、最初は学校の授業などとは着眼点や配列が違い、戸惑った方もおられたかもしれません。

ただ、僕は、どの講座でも形式よりは実質にこだわっており、「モノにする」ということに目的を置いているため、その点では、今まで学んできた語学の授業よりは実用的な成果を得られたのではないだろうかと考えています。

僕は英語、韓国語、マレー語、インドネシア語が、並の大卒より何倍もできる自信があり、実際に仕事にも使ってきましたが、独学でそうした語学力を見につけた要因は、

①何があろうが定期的な学びの計画を立て、スケジュールを守る。

②自らの生活の中に「実践の場」を作る。

③音楽や論文、小説など、生きた言葉で表現された実物に触れ続ける。

という習慣です。

勉強方法などは、はっきり言って、習慣の前には取るに足りない要因です。

何事も長く続けなければモノにならない以上、まず最初に身に付けるべきは「長く続ける習慣」です。

分かりますか?

語学学習においては、最初から「語学力」を求めるのが何よりの失敗だということです。これは、タイムマネジメント塾やマネー塾でもお話したとおりです。

「月に100円のお小遣いをもらい、毎月10円貯金する小学生」がいるとします。

額で見れば微々たるものでしょう。しかし、比率で見れば、1割も貯金しています。

大事なのは、たとえ総額が小さかろうと、一定の比率で貯金する習慣を先に身に付けることです。

意識的にやっていたことを、早いうちに無意識でできるようにしていくことです。

良き習慣は、多大な知識や見識を詰め込むための箱です。

飛行機は滑走路や燃料の量に応じた飛距離しか実現できません。

同様に、人間も、集中できる時間や継続できる習慣の量に応じた能力しか身に付きません。

3日坊主は「人生の使い捨て」を一生繰り返す準備になりかねません。

社会人になっても、この習慣の力は、会社の研修システムや人的環境以上に威力を発揮するものですから、ぜひ、語学を通じて継続力や集中力を養ってもらいたいと考えています。

mp韓国語塾は、「人生を切り開くチャンスを語学を通じて得よう」という本質的な目標に基づいて作った講座ですから、「おまけ」の韓国語はさておき、語学学習を通じて発見した自分の長所・短所をさらに進展・克服し、ここで得た宝物を、今後の皆さんの人生に生かしていっていただければ幸いです。

皆さんの今後のさらなるご成長を心から期待しています。

小島尚貴

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コメント

小島さん、一人ひとりへの丁寧なコメントありがとうございます!韓国語塾が終わった今でも、もっと勉強したいという想いは変わらず、相変わらずkーpopを聴きまくっています♪全曲歌えるようになったら、披露しますね(゚ー゚)♪DJ DOCも歌いこなします☆
それから、この記事を読んで、「実践の場を作らねばっ!」とレインボープラザに行って、韓国人を3人ゲットしてきました!笑”
…が!あの、EXCHANGE BOARDが今月いっぱいでなくなるらしいのでショックでした(ノ_-。)
それにしても、3ヶ月学んだだけで、こんなに好きになる外国語が今まで&これからあるのだろうか?と疑問に思ってしまいました。
とりあえず、これから韓国語を話す習慣を形成すべく頑張ります!
本当に楽しい時間をありがとうございましたhappy01

投稿: たなか | 2009年11月10日 (火) 23時15分

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